この日、有紀ちゃん親子が冬支度に訪れたのは、スキー用品がずらりと並ぶ石井スポーツ神田本館。さっそく、キッズ＆ジュニア用品に詳しい梅さんが、親子それぞれに合わせたスキー用品選びのポイントを教えてくれました。

お財布との相談にはなるものの、理想はスキーウェアと用具をセットで最適化すること。ウェア・グローブ・ヘルメット・ゴーグル・スキーブーツ・スキー板・ポールーーどれも〝快適さ〟と〝安全性〟を支える重要なアイテムです。
子どもにとって快適さを決めるポイントは、軽さ・動きやすさ・着脱のしやすさです。滑るだけでなく、雪遊びやそり遊びなど、アクティブに動く場面が多いため、軽量で動きやすく、しっかり暖かいウェアを選びましょう。さらに、手にフィットするグローブと、転倒時の衝撃から頭を守るヘルメットも欠かせません。
「成長に合わせてサイズを調整できるウェアなら、数シーズン着られて経済的です。安全のためにも大きすぎるサイズは避け、フィット感が調整できるものを選びましょう」と梅さん。
一方の大人は、動きやすさ×保温性×滑走性能のバランスがポイント。
「見守り時に冷えないことはもちろん、ご自身が滑るときのフィット感も快適度を左右します。おすすめは［BOA（ボア）フィットシステム］搭載のブーツ。ダイヤル操作でフィット感を調整でき、快適さをキープ。足との一体感が生まれ、安定した滑りをサポートします」
共通して大切なのは、親子それぞれの快適条件を見極め、売り場で〝合わせて確認する〟こと。雪山で快適に過ごすためには、体にきちんとフィットしているかが何より重要です。
ということでーーいよいよお買い物スタート！　有紀ちゃん親子が選ぶのは、どんな〝快適スタイル”？

BURTON（バートン）の「ＳＴＥＰＯＮ（ステップオン）」は、立ったままでブーツを〝カチッ〟と装着できる、画期的なバインディングシステム。つま先の両サイドとかかと、３カ所のコネクションポイントでしっかり固定され、踏み込むだけでブーツとボードが一体になります。
最大のポイントは、従来のようにストラップを締める必要がなく、雪の上に座り込まなくてもＯＫなこと。寒い中での「座って立って……」がなくなるのは、小さな子どもにも、サポートするパパ・ママにも大きなメリットです。
２０１７年の登場以来アップデートを重ね、今ではゲレンデでもすっかりおなじみの存在に。22／23シーズンには小学生向けの「ＳＴＥＰＯＮＳＭＡＬＬＳ」、23／24シーズンには幼児向けの「ＳＴＥＰＯＮＧＲＯＭ」が登場。小さな手でもレバー操作しやすい設計で、使用感も抜群です。
滑った分だけうまくなる成長期の子どもたちにとって、リフトを降りてすぐに滑り出せるのは大きなアドバンテージです。価格も”大人モデルの約半額〟とお財布にやさしく、コスパも◎。「ＳＴＥＰＯＮ」はパパ・ママにもおすすめなので、親子でそろえれば、ゲレンデ時間がもっと快適に、もっと楽しくなります♪